全般性不安障害
2016年7月12日
全般性不安障害とは、特定の不安だけではなく、その他、些細な不安についても次から次へと頭に浮かび続けます。
漠然とした様々なことが不安の対象となり、心配事がずっと頭に浮かんでいる慢性の不安状態となります。
患者さんは、たえず将来のことが気がかりで、いらいらして集中できず、落ち着きがなく、リラックスすることができません。
体の症状として頭痛、呼吸促迫、心窩部不快感、めまい、口渇など自律神経失調症に似た症状がみられることがあります。
治療としては、抗不安薬や抗うつ薬を中心とした薬物療法や、認知療法等が効果的です。