自律神経失調症とは
2016年5月11日
自律神経失調症という言葉はよく使われますが誤解も多い言葉です。症状は体の生理機能を調節している自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって生じてくる体の様々な変調(めまい、動悸、多汗、のぼせ、下痢、呼吸苦等)のことをいうのは共通に認識されていると思うのですが、その原因が様々であるがために誤解を生じているという面があります。うつ病や不安障害などの精神疾患、様々な内科系疾患、婦人科系疾患に伴っての症状として自律神経失調症状が出てくる事も良くあります。特に基礎疾患がなくて症状が出てくるものを一般に自律神経失調症と言っているようです。